北海道日本ハムファイターズ、2018年の振り返り
こんばんは、ご機嫌いかがですか、クマガイです。
皆さん、日ハムは好きですか?
僕は北海道出身&北海道住み。ですので予め定められた運命にあります。
つまり、生粋の「ファイターズファン」なのです。
グッズ・チケットを買って直接札幌ドームにはあまり行きませんが…
それでも地上波やBSでやっている時は大体視聴しています。
もちろん、パリーグTVやファイターズのTwitterもフォローしていますし、
1回包装で見たのにも関わらず、何回もハイライトを見ます。
さっさとファイターズ専用放送に契約すればいいんですけどね。
それは就職してからでいいかなって思っています。
取りあえず、今回は今年地上波やネットで試聴していた中継。
その結果を見てファイターズを振り返っていこうと思います。
今、CS第1戦の8回の表なんですけどどうやらダメみたいですね。
今年はファイターズ3位で終了でしょう。かなしいなぁ…
良かったところ
今回3位とか言う非常に何とも形容しがたい順位で終わった日ハム。
そのため良い所もたくさんあれば、悪いところもたくさんありました。
説明口調の方が話しやすいので成績のところはチョクチョク説明になります。
まずは良い所を挙げていきたいと思います。
大田泰示、稲葉篤紀みたいになる
昨シーズン、本塁打15本、打点46、打率.258、OPS.719と言う
何とも微妙な成績で終わった泰示でしたが、今年は凄い。
今シーズンは、本塁打14本、打点59、打率.274、OPS.812。
1カ月ほど怪我で抜けていたのにも関わらず去年より好成績を残してくれた。
僕の憶測ですが、泰示は怪我から戻ってきたものの実際のところ
まだ、左手の骨折は治っていなかったのではないか?と踏んでいます。
と言いますのも、怪我するまであれほど順調に打っていた本塁打。
実は復帰した後、本塁打を1本しか打っていないのです。
元々長打力のあるバッターですのでツーベースまでは飛ばせるのでしょう。
ただ、もっと伸びのあるホームランを狙いに行くとなれば話は別です。
それには手首を思いっきりひねったり、腰を回したりして、
遠くのスタンドへと打ち込む必要が出てきます。
左手の骨折がどう傷んでいるかは謎ですが、調子は戻っていなかったようです。
打率に関しては波がもちろんありますので何とも言えはしないのですが、
それにしても平均にしてみてみれば十分打っていると言えるでしょう。
泰示は物凄くベテランだと思っていましたが実は杉谷と同い年とは…(笑)
来季の泰示は何となく.280は超えてきてくれそうな気がします。
それにしても怪我をさせたロッテに岡をトレードで献上し、その上
活躍までしているのですからファイターズが上杉謙信に見えてきました。
- 昨年と比べ、成績大幅アップ
- 怪我さえなければかなりの好成績か
- 若手の地位を揺るがすためにやってきたベテラン
- 淺間大基のライバル
石川直也、クローザーとして覚醒する
4月始めには抑えとしてマウンドに上がる事をかなり批判されましたが、
蓋を開けばまぁビックリ。3月の西武戦で4点の自責点はあれど、
それ以降の試合はすべて含めても10自責点。大田と同じく怪我で
離れてしまった時期はあったもののクローザーとして覚醒しました。
昨年までは増井に抑えの立場を任せきっていた状態でしたので、
正直なところ僕も「石川…で大丈夫なのかな…」と思っていました。
しかし昨年とは異なり、今年はカーブがストライクゾーンに入るようになり、
更には安定したコントロールのストレートと落差があり速いフォーク。
その素晴らしい内容で今年は防御率2.59を叩き出しました。
確かに序盤、西武戦では叩き込まれてしまったものの、それ以降
まるで人が変わったかのように奪三振やゴロ、フライを築きました。
そして目を見張るべき成績はVSソフトバンク。自責点1と素晴らしい。
彼を見ているとかの藤川球児を思い出すようなんですよね。
藤川選手も今でこそ伝説のクローザーですが、最初から成績が良かったか、
と言えばそんなわけではありません。石川直也も藤川選手のように
育っていって欲しいなっていつも応援しております。
- 球威が上がったストレート
- 落差があり、球威の落ちないフォーク
- ストライクゾーンに入るようになったカーブ
- 長期間投げてもへこたれないメンタル
おにぎり君、横尾。来季に期待が持てる
昨年、後半戦から頻繁に出場し始めたおにぎりこと横尾ですが、
今年はイマイチパッとしませんでしたね…期待していたのですが…
一発があるとは言え、打率が.250を切るようでは中々戦力としては
使えないし、レアードの代わりになるのは難しいと思います。
超打率も下がってしまい、打席数が少ないとは言え、昨年には劣ります。
ただ、三振の数が明らかに減ってはいるのと、粘れるようになったので、
打率やOPSだけでは見られない能力のようなモノはあります。
特にCSの2試合連続ホームランは中々目を見張るものがありました。
彼の魅力は「フルスイング」ですが、それも当てられなければ意味がなし。
多少の魅力は捨て、もう少しミート力を上げないといけないのではないか。
せめて2ストライクになってしまった後にはフルスイングを辞めれば、
そこそこの打率と長打率は確保できるのではないでしょうか。
- フルスイングをする時としない時を決める
- もっとストライクゾーンを絞ってミートする
- もっと食べて太ってパワーを上げよう!
スターウォーズ清宮幸太郎貫録を見せる(高卒)
昨年、ドラフト会議で見事ガッフェこと、栗山監督にホールドされた
期待の新人、清宮幸太郎選手です。ただ、清宮はもう2軍の時から段違い。
フレッシュリーグの中でトップの本塁打を記録、
2軍に置いておくにはあまりにも勿体ない人材でした。
1軍にやって来るや否や5試合連続安打を達成し、調子は良い感じ。
更には1年目にも関わらず7本塁打とか言う規格外な成績を叩き出しました。
もちろん、試合数が全体の1/2しか出場していませんので、
来年からはどうなるのか全く分からない状況ではあります。
しかし!打ち方や貫録を見ている限り、もう中田翔と同じくらいの威圧感。
怪我も特にせず、1年間やりきったところを見ますと立派ですね。
長打率も実は横尾よりもいい成績を残しているので十分戦力。
中田翔の代わりになる事は難しいですが(特に守備)及第点でしょう。
と言うか、高校卒業したばっかりで高校の時とは比べ物にならないくらいの
変化球、速球、リード、リリースを相手はしているわけですから、
その中でも腐らずに、自分の出来る事を十分にこなしている姿は…
もう何て言いますか、8年間くらいプロをやったかのような調整(笑)
- 高卒1年目で恐ろしい程の成績を残した
- 野村監督お墨付きの選球眼
- プロのボールに対する対応力
- かわいい
西川・宮西タイトル受賞
西川はまだまだ若いですが宮西は今年よく頑張りました。
昨年が宮西にしてはかなり防御率が悪く、出来は良くありませんでしたね。
出来が悪いとは言っても残りの中継ぎ陣と比べたら遥かに良いですが(笑)
そして今年、腐らずにしっかり結果を残してくれましたね。
やはり宮西の成績がファイターズの雰囲気を作り上げていく、
と言っても過言ではないくらいに重要なパズルのキーになっています。
しかし、宮西も若くはないのでそろそろ後継者が現れて欲しい。
あの岩瀬であっても、藤川であっても年には勝てないのです…
そして西川遥輝は昨年ファイターズが調子の悪い中、松本剛と共に
いい方向で空気の読めないバッティングをしていましたね。
ですが今年…西川はおっそろしいほど序盤活躍できませんでした。
.238、西川では許されない打率です。他と比べてはいけません。
そんな西川もシーズン終盤になってくるとドンドン打率を上げ、
最終的には.278と言う何とも言えないようなトントン成績に終わりました。
やるべきことはしっかりやってくれる…流石西川って言ったところですね。
最後の最後になって3盗塁とか始めますし(笑)
- 最優秀中継ぎタイトル宮西奪取
- 盗塁王タイトル西川奪取
- 西川はあと15年頑張ってほしい
- 宮西はあと5年は頑張ってほしい
番外:岡大海マリンで大活躍
今年の夏が終わるころに岡は千葉ロッテマリーンズにトレードされました。
日ハムファンからは惜しむ声が沢山挙がりましたが、正直外野には
などメンバーが出揃っており、加えて言うならば主要メンバーの
西川、大田、近藤を外すなどチームの崩壊を意味していました。
そうなれば身体能力こそ高けれど打率がイマイチパッとしない岡広海。
彼の出場機会は自然と減ってしまうのも仕方のない事でした。
しかし、今季ロッテに移籍した岡は打率こそ振るわずとも
守備や走塁面で大きな活躍を果たしました。ロッテファンからしてみれば
藤岡とのトレードは大成功だったようです。ロッテは…ね。
今年結構ひどい成績だったので来年はもっと頑張ってほしいですね。
岡がロッテで絶大な影響を及ぼすとは考えていませんが、
外野手が固定できない中、岡が登場したのは非常に良かったのかな?
と個人的には考えています。ロッテファンではないので真実は謎ですが…
実は岡がファイターズにいた頃よりいなくなった方が注目しています(笑)
悪かったところ
3位、ですが僕は1位であっても、1位だからこそ悪い点を挙げます。
ですが3位、非常に悪い所も良い所も挙げにくい順位ですよね。
このまま平常運転で行けばいいと思うよって言えますし…
実際選手たちも全体的に見るとそこまで悪くはなかったですからね。
まぁ
悪い点挙げていくんですけどね。
2年契約のトンキン、全く活躍せず
確かに前半は良かった。前半はしっかりと中継ぎの役割を果たし、
来る打者を抑え、宮西や公文に渡し、石川直也でクローズできていました。
しかし、シーズン中盤を迎えると徐々にデータが揃い攻略され始めたのか、
下位打線であろうが関係なしにバカスカ打たれるようになってしまいました。
特に先日のCSでは2者連続ホームランを打たれてしまう始末。
激昂して全く制球の定まらないトンキンはただただ試合を壊しました。
本人もベンチで反省しているのかしていないのか分からないような顔。
2年契約をしてしまったのは間違いだな、とその時感じましたね。
別に打たれるのは構わないんです。相手だってプロ、しかも鷹と獅子。
抑える事が出来るピッチャーも少ない中の頑張りは認めます。
ただ、僕が一番嫌いなピッチャーって反省を全くしないピッチャーなんです。
なんで自分が打たれたのか、コントロール出来なかったのか。
そういう当たり前の事が出来ないピッチャーが嫌いなんです。
後でお話しますが、今の中継ぎ陣はそれが出来ないピッチャーが多い。
トンキンも含め、ここを何とかしない限り優勝はないでしょう。
- トンキン、シーズン中盤から攻略される
- 少しでも打たれたらすぐにキレる(悪い方向)
- ベンチに戻った姿を見ても反省しない
1年契約のアルシア、活躍せず
今、結構長い間在籍しているのがレアードになりますが、
もっと昔にさかのぼればセギノールが素晴らしい成績を残していました。
セギノールは本塁打を30本以上打ちながらも打率は.300超え、
オリックスから解雇された助っ人外国人でしたが大成功。
レアードもセギノール程の成績を収めている訳ではありませんが、
そのユニークさや愛嬌もあり、ファイターズでは大人気ですね。
ただ、問題は補強の助っ人として入ってきたアルシアです。
彼は今年何とも言えないような成績を残してシーズンを終えました。
僕の予想ですが、恐らくアルシアは退団でしょう。
彼のキャラクターは好きですが、やはり成績を残せないのならば
高い年俸払ってまで日本にいてもらう価値は残念ながらありません。
この成績だったら清宮をDHで出しても全く問題ありませんし…
- 今年で退団であろうアルシア
- 成績が予想以上に残せず1年契約は予想的中か
- 清宮をDHで出そう
- 三振したからと言ってバットを折るのはやめよう
打者の打率が全体的に低い
ファイターズ全体の問題ですが、打者の打率が非常に低い。
順位が3位にも関わらず3割越えの打者が近藤健介1人しかいない事実。
次に打率が高い西川も.278、大田が.276そして次が中島.261。
こんな…こんな成績でよく僕は3位になれたと改めて思います…
お隣のDeNAなんて.300打者3人、.290打者2人もいるんですよ?
ちょっとあまりにも打力が固まりすぎてはいないですか?
その強固なスタメンを見るとファイターズはめちゃくちゃ貧弱。
30本ホームランを打ってくれる選手がいるわけでもな居ですからね…
今のところホームランを30本打つことに対して期待できるバッターは
横尾、中田、レアード、清宮、大田くらいになりますかね。
結局今年は誰も達成できぬままシーズンを終えてしまいましたが。
今年は上手い事いったものの、来年もこの調子では順位も分かりません。
- 3位を陣取っているのがわからない打率
- チーム打率で言えば最下位でもおかしくない
- 若手が覚醒してもらうか、当たり外国人を連れてくる
中田翔の限界を感じてしまった
今年何かと話題沸騰な中田翔ですが、昨年は最悪の年でした。
打率も打点も長打率も何もかも低い値で、助っ人なら即戦力外でしょう。
ですが栗山監督は特に腐らせることをせずに使い続けましたね。
その結果、今年はいつもの中田翔の成績に落ち着きました。
ただ…もう年を考えても中田はこの成績が限界なのかなって思いました。
まだ29歳なので限界と言う訳ではないのですが、成長はキツイでしょう。
守備のセンスはパリーグの中でもTOP10に入るほどの力がありますが、
バッティングに関してはもう期待を持つのはしんどいかもしれません。
たまに糸井や和田のような歳をとってから活躍をする規格外もいますが、
中田にはそこまでのセンスを感じる事が出来ません、バッティングは。
と言うのもやはりパリーグのピッチャーってレベルが高いんですよね。
ロッテ、西武が今のところ脆弱性がありますが…それくらい。
翔さんが今以上に輝くためにはセリーグに行ったほうが良いと思います。
嫌いだから好きじゃないからとかではなくて、これからのためを考えて。
清宮が成長しきっていないとは言え、試合に出ないと成長はしません。
翔さんが後数年ファイターズに居座って清宮がくすぶってしまうならば…
- 成績がいい今、FA交渉をして阪神行き?
- 清宮のためでもあり、中田のためでもある
- 守備はピカイチなのでそこが凄く惜しい
公文いくもん使いすぎだもん…
大田:公文=賢吾:吉川で巨人とのトレード入団した公文。
巨人の成績を見てもなんで出されたのか良く分からない成績ですが、
巨人は選手を腐らせるのが非常に得意な球団ですので公文もいずれ
怪我を理由に試合出場を制限されて戦力外受けたかもしれませんね。
そんな公文ですが今年はかなり活躍してくれましたね。ありがとう。
9月こそソフトバンクに滅多打ちされてやられてしまったものの、
そこまでの成績は防御率1.88と言う宮西に負けないくらいの優秀さ。
ただ、やはりシーズン通しての登板は疲れてしまったようですね…
ですが僕は公文が悪いとは全く思っていません、むしろ良くやってた。
誰も投げられるピッチャーがいない状況下で便利屋のように登板。
- 2-1ビハインド…どうしよう…せや!公文!
- 3-2で勝ってるやん…せや!公文!
- うげぇ…7-2で負けてるやん…とりあえず公文だな
- ここはどうしても点を与えられない…公文!
みたいな登板が今年非常に多くみられた印象があります。
そして疲労を抱えた公文はついにソフトバンクで打たれてしまいました。
あの投球をしている時の公文の顔はすごく疲れているように見えました。
…元々元気いっぱいで投げるような投手ではないですけどね(笑)
- 公文つかいすぎだもん
- 公文便利屋になってたもん
- 公文のお給料少しくらい増やせ
- 少なくとも鍵谷よりは多くてヨシ!
鍵谷・白村・西村・玉井の中継ぎ陣がボロボロ
はい。今季…いえ来季、そのまた来季にも影響してくる問題です。
鍵谷は元々一発や打ち込まれるピッチャーでしたが、残りの投手も酷い。
西村はまだ1年目なのでまだしも、玉井、白村が年々抑えられなくなっており、
今年は2人の悪い防御率が重なってボロボロの中継ぎになっています。
そうなる事を予想してたのかトンキンをぶち込みましたがそれも不発。
先発陣も今年素晴らしい成績を残した訳ではありませんでしたが、
せっかく0~2失点で作り上げた試合だったのに上記のメンバーが
思いっきりぶっ壊していった試合が数えきれないほどあります。
本来は石川直也がリードを受け継いで勝利するはずなのですが…
中継ぎは公文と宮西だけではどうにもならないんですよ。
鍵谷も先発ピッチャーが残したランナーを必ず返してしまう癖。
あれどうにかならないんですかね…そこを無失点に抑えるのが中継ぎ。
加えて言うならば度重なるフォワボールの連発。
自分からピンチに追い込んでいって最終的に失点。
これについては鍵谷だけでなく、玉井も同じような事をしています。
投げる数が多いとはいえ、ここまで打たれるのは調整が必要ですね。
- 西村は来年頑張って投げ切ってほしい
- 鍵谷・玉井はそろそろ打者に対して勉強をしてほしい
- 先発を助けられる中継ぎを…
来季のファイターズ
今年は去年ほど酷くはないとは言え、十分ガッカリしましたね。
育成の年、育成の年とは言いますが、ソフトバンクなんて毎年Aランク。
確かにFAや金銭トレードで獲得している選手も少なくはないですが、
それも戦略の一つでしょう。ズルいなんて言えませんよ。
しかもそれで勝利しているんだったら尚更良いことですよね。
中島卓也はまだベテランと言うほどの年齢ではありませんので、
まだ…何とか現役で活躍は出来ると思いますが、セカンドが不安定。
早く渡邉諒が成長して.260くらいまで打てるようになってくれれば…
そして一番のネックとなっている正捕手の不在。
石川亮はデータが少ないのでまだ何とも言えませんが、
清水のリードで少しピッチャーが苦しんでいるようにも見えます。
それで…それを取り戻すように清水が打ってくれれば別にいいのですが、
肝心の打率は.220と言う正直スタメンには頼りない成績。
鶴ちゃんももう若くはないので頼り切るのはおかしい話ですよ。
いっその事新しい捕手を受け入れるのも一つの選択だと思います。
来年は今年よりもガッツリ公式戦を見ていく予定なので
もっと詳しく解説していけると思います。
来年はAランクいって欲しいなぁ…。
口直し動画
かわいい
以上、クマガイさんでした!!
面白かったら☆お願いいたします!!!