ラーメン二郎は人を豹変させてしまう合法麻薬

 

 

こんばんは、ご機嫌いかがですか、クマガイです。

 

 

皆さんは、二郎好きですか?

 

 

僕は今では毎日食べたいと思っているほど、

二郎のラーメンを。いや、二郎の二郎を食べたいと思っています。

あの恐ろしいほど濃いスープ、太い麺、野菜アブラ。

無限にカスタマイズ可能な注文。

 

一度食べてしまったら逃れることなんてできないんですよ。マジで。

 

ラーメンは好きだった

 

kumagai114514.hatenablog.com

 

元々、ラーメンは食べ物の中でもかなり好きな分類に入ります。

酷い時期だと週2でラーメンをゼミの後に食べに行く始末。

この時はバイトもしていなかったためお金もすぐに無くなりましたね…

だってラーメン美味しいんですもの、仕方ないですよ。

 

同じ店ももちろん行きましたが、車で遠くまで行って食べに行ったり、

ラーメンを食べる目的のみで外に出たりもしましたね。

母親からも「今だけだよ、そんな食べ物食べれるのは」と言われ、

父親からは「ラーメン食べ過ぎたら不健康になるぞ」と言われ。

 

 

それでも僕は食べ続けていました。

味噌ラーメンばっかり食べ続けていました。

 

 

ですが、たまに醤油ラーメンや塩ラーメンを食べることはあっても

豚の餌」って食べなかったんですよね。

 

 

あんな豚の餌食えっかよ

 

豚の餌

 

豚の餌ラーメンって言うのは簡単に言えば

 

二郎系」ですよ。

 

二郎系のラーメンってどっからどう見ても豚の餌じゃないですか?

だってあの見た目見てくださいよ。

 

  • 適当にぶち込まれた野菜とか…油とか何か
  • 野菜自体も三角コーナーにある捨て野菜を乗っけてるだけ
  • 麺が全く見えない状態なのにはみ出る具
  • そもそも既にこぼれているスープ&油

 

豚の餌かよとは言いましたが、豚の餌の方がまだマシですよね。

だってニンジンだってキャベツだって綺麗な状態じゃないですか。

でも二郎の野菜は…なんて言うか不潔?下品?ゴミ?

とにかく人間の食えたものではありませんよ。

 

 

 

長らく僕はそう主張してきました。

あの日、二郎狂いのゼミ生に連れていかれるまでは。

 

 

 

 

覚醒

 

あの日、ゼミでの卒業論文を激しく書いていた頃。

僕はあまりの疲れにより頭が混乱でもしていたのでしょう。

そうでもしなきゃ豚の餌を自分の体の一部として受けれ入れる訳がありません。

皆さんだって生ごみを漁って食べないでしょう?

 

でもね、この時の僕はなんか

 

 

あぁ…まぁ腹も極限に減ってるし安いし豚の餌でも良いか」って

 

 

思ってしまったのです。

僕、本当にあの時は頭イカれてたんでしょうね。

ただあの日運が良かったのか悪かったのか分かりませんが

店の外から大きくはみ出すくらいの行列でしてね。

 

しかも冬で。

 

腹っ減ってるっつってんのに1時間近く並ぶわ、寒いわでね。

実際あの時は何を食べてもおいしいと感じる状況だったのかもしれません。

店に入ると急に恐ろしいくらい魅力的な、臭い匂い。

食券を買って店員さんに普通盛りの二郎を見せて。

 

にんにくを抜いた結果出てきた汚物がこちらでした。

 

二郎

 

 

今まで美味しそうに見えたゴミが今までの人生の中があったのか。

しかし金も払ってしまったし、腹の減りも極限。

そんなに野菜が乗っかってるラーメンは好きではありませんでしたが…

 

しょうがないので、

 

本当にしょうがないので食べてしまいました。

 

 

 

 

 

 

あ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旨い

 

 

 

 

 

適当にブチ込まれた黄金比

 

僕は今まで勘違いしていたのかもしれません。

適当にぶち込まれた野菜やアブラ、ニンニクや麺…

それらはしっかりと作るのが面倒くさいからこうなっているのかと。

適当に床に落ちた野菜を丼に盛り付けているのではないのかと。

 

 

違いました。

 

三角コーナーの野菜じゃない

 

二郎

 

僕は二郎に対して大きな誤解をしていたようなのです。

まず二郎は「三角コーナーの捨て野菜」ではありませんでした。

ちゃんと冷蔵庫から出された新鮮なモヤシとキャベツでしたね。

 

僕自身、野菜が美味しいと感じた事が少ないのですが、

二郎を食べたことによって初めてキャベツを旨いと思えました。

と言うよりキャベツとモヤシがないとクドい。

野菜がもたらしたバランスの調整は見事。

 

豚の餌ではなく「豚」

二郎

 

そして2つ目、二郎は豚の餌ではなく「」でした。

豚がぶつ切りにされた破片が二郎の中にぶち込まれていました。

見た目は今まで通り雑に切り落としただけの豚破片ですから、

どうせ油まみれな角煮の出来損ないだと思っていたのですが…

 

 

違いましたよね。

 

 

あの分厚い皮の癖して噛み切れないなんてことはなく、

むしろ良い感じな歯ごたえを持ちながらも豚のジューシーな味。

そしてアレ見た目に反して凄く柔らかいんですよ。

まるで数時間煮込んだ豚の角煮みたいな…

 

太くてコシしかない極太麺

 

二郎の麺ってかなり特殊なんですよね。

他の店舗でも太麺と表示されたメニューは見つかりはしますが…

太麺と言ってもたかが知れていたり、ただ太いだけだったりとか。

ぶっちゃけ話題づくりだけで美味くないモノばかりなんですよ。

 

ただ、二郎は違う。

 

二郎はわざと太麺にしたのではないと、僕はそう確信しました。

あのバカみたいに濃いスープ。とても飲み干せやしません。

ただ二郎に乗っかった野菜にはあのスープがとても合うのです。

ですが野菜をなくしスープを薄くしてしまってはそれは二郎ではない。

 

 

つまり、二郎になるためには「太麺化」することが必然でした。

あの太麺は二郎が二郎であるがゆえに必要なモノなのです。

 

 

700円で買える合法麻薬

二郎

 

世の中にはガンギマリすることが出来る白い粉や、

タバコに扮した見た目をしながら違法な葉を燃やして吸う人や、

液体を自分の血管の中に直接注入する事でトリップする人や、

スポーツで活躍するために覚せい剤を使う人がいます。

 

本当に十人十色な理由で薬物を入手する人が世の中には多いです。

ただ、残念ながら麻薬や覚せい剤は使用すると犯罪になり、

今では材料の植物を栽培するだけ、粉を所有するだけで罪になります。

プロ野球選手の清原選手も薬でガンギマリしていました。

 

 

ですが、日本国内では1つだけ一般人が使用できる薬物があります。

 

 

それが二郎、「ラーメン二郎」だったのです。

 

 

ラーメン二郎には

 

  • 適当にぶち込まれた野菜や油とか何か
  • 野菜自体も三角コーナーにある捨て野菜を乗っけてるだけ
  • 麺が全く見えない状態なのにはみ出る具
  • そもそも既にこぼれているスープ&油

 

って言う特徴があります。

 

ですが、これらの一見デメリットだと感じられる要素は

一度食ってしまえば全てをメリットだと思える幻覚作用。

しかも1杯700円程度で満足できるくらいの量を備えている。

そして、こいつを定期的に食さないと駄目になる体。

 

 

そう、二郎は安価な合法麻薬なのです。

 

 

 

 

あなたもガンギマリませんか。

 

 

 

以上、クマガイでした!!

 

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