卒業論文にやる気が出ないのは「どうせ伸ばされる」からだった

卒業論文

 

 

こんばんは、ご機嫌いかがですか、クマガイです。

 

 

皆さん、卒論は進んでいますか?

 

僕は現在大学4年生です。大学4年生という事はどういうことか。

だらしない大学生活を畳みかけるよう、最後にのしかかってくる試練。

卒業論文発表」に向けて資料を作らなくてはいけないんですね。

この単位を取れないと確実に大学を卒業できません。

 

たまにね、卒業論文を進めなくても単位修了できる大学…

と言うか学部、学科はあるらしいのですが…大体だらしない人が多い(笑)

やはり大学生活最後に全てを終了させる単位認定が存在しないため、

どこがゴールなのかが不明瞭なためだと思っています。

 

まぁ

 

だからと言って卒論の存在価値を認めたわけではないですからね。

正直、卒論をやらない学科の友人話を聞いたときにはね。

 

「は?????めちゃくちゃ羨ましいんだけど(全ギレ)」

 

くらいには動揺したものですよ。こんな稀有な学科があるとは…。

 

でも皆さんも。もちろん僕も卒業論文はやらなくてはいけない状況です。

いくら文句をタラタラ垂れたところでやらなきゃいけない事実だけは、

それだけは何をどうやってもひっくり返る事はありません。

しかも、卒論は必修なので絶対に逃してはならないモノです。

 

でも、そんな大事な卒論単位ですがなぜ皆やらないのでしょう?

この単位を取る事ができないとアナタ、大学卒業できないんですよ?

卒業できないってことは就職もできないから将来ニート確定ですよ?

ここまで最重要事項なのに何故世の中の学生はやらないのか。

 

その理由を紐解いていきましょう。

 

 

卒論をやらない理由

 

卒論をやりたくない気持ち、その根源は様々なところから湧き出ています。

5割方は内的要因ですが、残りの5割は外的要因…いや、「外敵」要因とでも。

もっと言えば「害的」要因が学生の周りにまとわりついているため、

中々重い腰を上げて卒業論文を進める気にはなれないのです。

 

テーマが全く決まらない

 

かく言う、僕は6月の段階で卒業論文のテーマ自体は大体決まり、

色々試行錯誤を重ねて現在のテーマで安定しています。

ゼミに入った時、元々大学卒業までに勉強したいことがあったので

それを元に組み立てていけば…何とか出来上がったという感じでしょうか。

 

卒論の中身、いわゆる「本文」ですがここは進めていく上で変化します。

むしろ本文こそ書いて消して書いて消して…の繰り返しですね。

ただ、その本文を書き始めるためには何が必要なのか?

 

そうだネ。

 

卒業論文の「テーマ」が必要だね。

 

卒業論文を進めていく上で必須の事項となってくる「テーマ」

もう既にここの時点で詰んでいる学生なんて山ほどいるんですよね。

この時期になってきますと流石に決まっているとは思いますが…

お隣のゼミにはまだ一切内容が決まっていない学生が存在します。

 

と言うか、そもそも単位もまともに取っていないと言いますか…(笑)

 

 

ただ、テーマを決める行為は学科によって異なると思うんですよ。

少しだけ例を出せていただきますと

 

  • 先輩がやっていたテーマをそのまま引き継いで進めるか。
  • 教授があらかじめ決めていたテーマを研究していくか。

 

工学科系の学生はこのパターンが結構多いと思います。

だから卒業論文は大変だと思いますが詰まる事はないでしょう。

嫌な感じで。目的は明確に決まっていますから。

 

ただ、文系の学生がテーマの引継ぎがないかと言えばそうではありません。

地域の研究や、経済の研究であった場合は膨大なデータが必要なので、

「1から全部やれ!」なんて事は言われないと思います。

 

一番中途半端でテーマが決まらない学生として

「文系なのか理系なのか全くわからない」学生が挙げられます。

ちなみに僕もこのパターンでしたが、打開策を持っていたのでそこまでは。

ですがやはり、やりたい事が明確ではない学生が不味いのです。

 

卒業論文のテーマが決まっていないアナタ。

自分の学科は理系なのか文系なのか分かっていなかったりしません?

また文系の方は引継ぎしろって言われても面倒臭くて無視してません?

教授の言った助言や何やら無視していませんか?

 

テーマが決まらないなら、まず教授に相談しましょう。

 

先が長すぎて気が滅入る

 

ただ、テーマを決まった後から起こる問題も山ほどあります。

本文を書くだけとは言っても、その本文が大変なのです。

先程も言った通り、「本文」は腐るほど、本当に腐るほど修正します。

ここまでせっかく書いても「な、なんか…ダメだな…」と詰む。

 

他の講義はその日に出される課題をやって提出すれば

大方は終了するので困る事なんてほとんど起きないし楽。

それに比べて卒業論文は終わりが見えない、着地点が見つからない、

言ってしまえば無間地獄のような世界なんですよね。

 

そもそもの話、講義で出される課題なんてものは答えがあるのです。

答えがあるからこそ、誰かと答えを見せ合ったりできるもの。

しかし、卒業論文は結構孤独な闘いです。共有しようにも難しい。

何故難しいのか。

 

他人の卒業論文なんてものには興味がないからですよ。

自分さえ終わればいいのですから…。終わらないんですけどね(笑)

 

やる毎につけられる「いちゃもん」

 

納得できた文章が完成して、いざ教授に見せた時。

「なんかわかんないから書き直してきて」

のような曖昧な言葉を幾度となく突き返してきます。

それをまた頑張って修正しますがまた突き返されてしまいます。

 

また、本を借りたり買ったりして調べ物をたくさんします。

そのために研究費から教授に申請して買ってもらうように頼み、

その際「なんでこの本が必要なんだ」と問い詰められて応える。

やっと購入できても文章が長いので読む気力がなくなる。

 

ネットで調べ上げても「ネットの記事なんぞ信用できない」と

謎の理論を叩きつけられて採用されず、箇所の添削をされる。

世の中に出ている蔵書であっても信用するに足らないモノなんぞ

いくらフィルターを掛けようが何しようがあるモノですがね…

 

論文や紙媒体でしか引用や参考文献を認めない教授はいわゆる

 

「旧型の人間」ですね、分かりやすく言うならば「老害

 

そんなにインターネットが信用できないなら

ネットもメールもLINEも何もかも辞めちまえって思います。

 

 

教授と共同作業?は???

 

他の皆さんはどのような状況で卒業論文を書いているのか分かりませんが

僕のところは「毎日大学に来て卒業論文をしろ」と脅されています。

「毎日のように工学科の連中は朝から晩まで研究をしている」らしくて、

その学院生のような大学4年生を見習って来て欲しいそうです。

 

うん。

 

嫌です…。

 

僕も既に22歳ですから社会人の仲間入りをする年代です。

ただ、大人の言う事はいつもズルいねぇ!と感じることも少なくありません。

なんで大学生活最後の、下手したら人生最後の長期休暇をワザワザ、

狭くて息苦しい隔離された独房に放り込まれなくてはいけないのか。

 

地元の就職先に決まっている学生ならばまだこの案は受け入れるでしょうね。

ただ、僕は来年は東京の方に行って暮らさなくてはいけません。

バイトだってしなくてはいけませんし、離れる仲間とも交流したい。

残りの期間をすべて大学で過ごすとか悲しすぎませんか?

 

刑務所の方がまだマシですよ。

いや、嘘です。刑務所よりはマシですが家の方が快適です。

ですが、残りの天国時間を地獄時間へと拘束しようという事には

変わりありません。巻き添えを食らいたくはありません。

 

どうせ伸ばされる

 

ここが僕の一番言いたかった事で、他は言ってしまえば蛇足。

学生が何で卒業論文を進めたがらないかはこれに限ります。

 

「どうせ早く終わっても終わらせてくれないから」

 

過去に講義で体験もしたし、見てしまった事件なんですが

その講義が終わる4週間前に告げられた最終課題、そいつを提出すれば

単位をあげるから出しにおいでと言われた学生は一生懸命やって、

誰よりも早く課題の提出をしました。

 

しかし、講義の最終週になって教授は「こんなんじゃ単位あげれない」と

急に言い始めてその子は最終週になってやり直しをさせられました。

かなり前から提出していたのにも関わらずですよ?

提出時はOKを貰っていたのでその子は安心していました。

 

次がポイントです。その子は最終的に

「受かりましたが寸前まで作業をさせられました」

 

大学ってところは決められたカリキュラムがあるんだと思います。

だから、早く終わったとしてもそこから自由にはなれないんだと。

ちゃんと周りと帳尻を合わせて行っていく必要があるのだと、

その時僕は痛い程、実感いたしました。他人事ではありますが。

 

一連の事件は「卒業論文」についても同様の事が起きると断言できます。

 

もし早く、テーマを決めて、本文も決めて、製本もして終わっても、

例え全てがスムーズに進んでいたとしても恐らく、教授は何らかの形で

学生の事を脅しかけて来られると思います。

 

  • 「こんな出来で良いのか?本当に良いのか?」
  • 「やり直した方が良いんじゃないのか?」
  • 「やり直さないと単位はあげられないね」
  • 「まだ時間はあるんだからもっと詰めたら?」

 

こんな言葉を幾度となく浴びせられるので大学に来ざるを得ません。

と言うか大学に来ないと単位をやらないぞ、くらい言われるでしょう。

結局は教授陣も早くに終わらせる学生が気に入らないのでしょうね。

 

ちなみに学院生は除きます。

彼らは研究する事が当たり前なので…

 

卒業論文は学生に課せられた懲役

 

学生が卒業論文をやる事には意義を感じないんですよね。

ただ、惰性でやる大学を卒業するための無生産行為。単位は取れますが。

大学を卒業した8割は無理矢理カリキュラムに組み込まれた卒業研究に対して、

本当に必要だったかを問われた場合、Noと答えるでしょう。

 

正直、卒業論文の書き方が役に立つことなんてないですから。

たまに「卒業研究の話を子供とかにする時恥ずかしいだろ」とか言う、

ちょっと老害に片足突っ込んだような方もいらっしゃいますが、

そんな卒論でしかマウント取れないってそんな悲しい事ありますか?

 

もっと他に誇れるポイント持ちませんかね。

 

ここまで色々書いてきましたが僕が言えるのは一言。

 

卒業したいんだったら卒論進めた方が良いですよ。

文句は言っても進まない(戒め)

 

以上、クマガイさんでした!!

 

面白かったら☆お願いいたします!!!

 

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